加工度の高い食品の摂取が睡眠を妨げる?

加工度の高い食品の摂取が睡眠の質に影響するという報告です。
対象は18-19歳でブラジルの青少年。
加工度の高い食品を摂取している人は睡眠の質が低くなり、
フレッシュな加工度の低い食品(食品添加物が少ない)を摂取している人はそうでない人に比べて睡眠の質が高いことが示唆されています。

加工度の高い食品は、ハム、ソーセージ、ハンバーガー、菓子パン、スナック菓子など主に食品添加物が使われており、塩、砂糖、脂質などが多く含まれるものを指します。

栄養バランスにも欠けているため、睡眠の質の低下とともにかなり体にも影響があると考えられます。

食事は生活習慣病の原因や生活、人生の質(QOL)にも影響すると言われているので、かなり大切です。
ブラジルの青少年を対象としているため、日本の方が衛生環境、食環境も高いことが想定されるため、一概に日本人に当てはまるのか、という懸念は残ります。

ただ一昔前前ほど、「国産」という言葉に信用がなくなってきましたので、食に関する知識はアップデートしていく必要がありそうです。

外から日本を見ると、意外と安全じゃなかったり?😅

グーグル翻訳ですが、アブストラクト(要約)の部分を日本語で記しておきます(一部修正改変)。

本文は上のURLまで。

この研究の目的は、ブラジルのマラニョン州サンルイスの青少年の食品の加工度の程度と睡眠の質によって食品と睡眠の関連性を評価することでした。2499人の青少年(18歳から19歳)を対象とした。
暴露変数には、NOVA分類によって階層化されたエネルギー摂取別の食品グループ
①生鮮食品または最小限の加工食品(FMPF)
②加工食品(PF)
③四分位数に分類された超加工食品(UPF)

結果変数は、ピッツバーグ睡眠品質指数で評価された睡眠の質でした。
これらの変数間の関連付けは、ポアソン回帰によって推定された。
ほとんどの青少年は睡眠の質が悪かった(57.1%)。
第3四分位のFMPF(総カロリーの57.1%〜66.0%、有病率PR = 0.88、95%CI:0.80、0.97)と
第4四分位数(総カロリーの66.1%〜95.8%、PR = 0.87、95%CI:0.78、0.96)と
睡眠の質の悪さ(良し悪し)による有病率(オッズ比)は低い関係にあり、
UPFの第4四分位数(全カロリーの44.3%〜81.8%、PR = 1.14、95%CI:1.03、1.27)は、睡眠の質の悪さ(良し悪し)による有病率(オッズ比)が高いことと関連していた。

※オッズ比
ある事象が発生しない確率に対する発生する確率の比。
この場合、食品の加工度が低ければ、睡眠の質が悪くなる確率(オッズ比)が低下し、食品の加工度が高い食品を摂取していると、睡眠の質が悪くなる確率(オッズ比)が高くなる、ということ。

FMPFの摂取量の増加は睡眠の質の低下の抑制要因ですが、UPF摂取量の増加は睡眠の質を悪化させるリスクファクターになる。

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